こんばんは。
貴重な休みが全て控除の申請書を作ることで無に帰ったHulaです。
21歳のころに発達障害の診断が降りてからというものの、自分で調べたりTwitterで教えてもらったりしていろいろな申請書を自分で行ってきました。
病院に通うための自立支援医療、
支援を受けるための精神障害者手帳、
金銭的な負担を減らすための税金の控除、
生活を助けてもらう障害者年金、
仕事を探すための意見書、
収入に合わせた家賃にしてもらう減免申請書
すぐに思い出せるだけでこれくらいのものがありますが
なんだかんだいってかなりのスパンで様々な申請書を書いています。
そしてその都度、求められるたびに病院ごとで金額が自由設定の診断書や意見書の原本を提出。
不備や期限切れのペナルティーはありませんよ?あくまで全て自己申告の世界です。
自分が知らなければ受けられない“恩恵”なのです。
ほとんどのものがたくさんの人が納めた税金で行われている福祉なので、申請書の厳格さや厳しいチェックがあるのも理解しています。
ここまではあくまで申請だけの話ですよね。
申請したということは更新があるのです。
発達障害は熱や骨折のように治らないので、今までに申請したもので取り下げるとしたら
自分が社会的にみて平均的な賃金をもらえるくらいの労働ができるようになった時くらいです。
知らなければ受けられない福祉サービスが多いのは障害者に関わらず健常者にもよく効く話ですよね。
わたしが1番怒っているのは、知れたとしても必要な情報を取捨選択して己で適切なサービスを選び申請し、必要とする限りはトラブルもなく更新手続きをし続けられる障害者しか世の中にはいないのか?ということです。
衣食住を最低限しか維持できない障害において、自分の生活を助けてもらう行政サービスの手続きを確実に行えると思うのでしょうか?
自分でヘルプを呼ぶ手続きを完全に自分でできないと1人で暮らすことはできないのでしょうか?
同じ国が行うサービスなのにあるものは1年ごと、あるものは2年ごと、またあるものは自動更新、
明日の用意もできないわたしが更新期限までに手続きをするというのがどれだけ高いハードルなのかを
誰にも理解してもらう事ができないと感じるのはおかしいのでしょうか?
ついこの間、2年に1度の更新の障害者手帳と1年に1度の更新の自立支援の更新を忘れ期限切れを起こしたばっかりですが
今度は家賃の減免申請が間に合わないかも知れない状況にあります。
必要書類を問い合わせたら「令和2年の非課税証明書を添付してください。」
書類を発行する行政のページには「現年度」と「前年度」の選択肢。
令和2年は果たしてどちらなのか?
しつこく聞いてやっと相手がわたしが言葉の理解が苦手なのに気がついて教えてくれた答えは
「令和2年は平成31年1月から令和1年12月までのことを指します。」と。
またわたしは世帯主といいつつ一人世帯なのだが住民票も「世帯全員の続柄記載のあるものを」と。
一人なのに世帯全員とはなんだ・・・?
障害があるから申請したいのに、肝心の書類が読めない。
書類が読めないから電話しても、状況を理解してもらえない。
それでも申請をしないと生活が苦しいのでしなければならない。
した以上は次の更新も忘れないようにしなければならない。
治らない障害に対して終わりのない申請と更新の地獄は生きている限り続くのかと思うとうんざりします。
サービスを受けられるありがたさを感じつつも、健常者はしないでいい苦労なのかと思うと悔しくなってきます。
そりゃ普通に仕事をしてお給料をもらって暮らせるならいらないのかもしれませんが、今のわたしにはそういったものがないので利用しないと生きていけません。
生活支援などで申請書の記入や提出を手伝ってもらえるという話を聞いた事があるのですが、
わたしはそこではなく“更新日がばらばらのサービスが期限切れになる前に教えてほしい”のです。
スマートフォンやパソコンのリマインダーではダメなのです。
確実に生活の行動の中に“書類の作成”というタスクをねじ込んでもらわないと忘れてしまうのです。
この中途半端に最後ができないというのが甘えと言われ続けてしまうのかと思うと・・・。
何はともあれ、明後日はバイトが休みなので申請のためにまた役所巡りしてきます・・・。
おやすみあそばせ。